六義園Q&A 38和歌松原

38 和歌松原 ( わかのまつばら )
  雪つもる和哥の松原ふりにけり 
  いく代(よ)へぬらん玉つしま守(もり)
松原にすべき境致なれば、爰(ここ)を。


【大意】
 和歌浦の松原に雪がふり積もっている。聖武天皇が玉津島の美しさを守る番人「守戸」の詔を発してから、どのくらいの歳月が経たことであろうか。玉津島の守よ。
 松原にするのに自然・人工の優れた景観なので、ここを(「和歌松原」と名付けた。)
  (※大意は、『六義園注解』の解説内容を参考にして作文したものです。)

【Q&A】 次の問いに答えなさい。
Q1 本歌は『金塊和歌集』六三二、松間雪、征夷大将軍(①※※※)の歌です。
Q2 『金槐和歌集』(1213年頃成立)は、鎌倉幕府第三代(①※※※)の家集です。
Q3 玉津島守は、玉津島の美しさを守る番人です。聖武天皇が行幸された
   (①※※※)年に設けられました。  
Q4 歌人としは、(①※※※※)を師として歌を学び、92首が勅撰和歌集に入集
   し、小倉百人一首(93首目)にも撰ばれています。
  世の中は常にもがもな渚漕ぐ海人の小舟の綱手かなしも 
                        『新勅撰集』羈旅・五二五
   (世の中は永遠に変わらないであってほしいなあ。渚を漕ぐ漁師の小舟が
   綱手を引く風景のいとおしいことよ)

参考:「六義園八十八境リスト」
https://h-nakazato.at.webry.info/201411/article_3.html をご覧になって、六義園に対する理解を深めていただければ幸いです。

次回は、39老峯をお届けいたします。

和歌松原  A1 ①源実朝 A2 ①源実朝 A3 ①724 A4 ①藤原定家

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